BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
選考対策

留学と就活がかぶる時の〇つの対策 両立のためのスケジュールも紹介 | ビズリーチ・キャンパス

留学と就活の時期が重なってしまうと、「どちらを優先すべきか」「帰国が間に合わないかもしれない」といった不安を感じる就活生も少なくありません。ですが、事前の対策と計画次第で、どちらも納得のいく形で乗り切ることは十分に可能です。 この記事では、留学中でも就活を進められる具体的な対策と、無理なく両立するためのスケジュールの組み方を紹介します。後悔しない選択をするためのヒントを、ぜひ参考にしてください。

目次

留学と就活、どちらを優先するべき?

留学と就活、どちらを優先すべきかに正解はありません。自分の将来にとって、どちらが今必要かを冷静に考えることが大切なのです。
留学で得られる語学力や国際的な視野はキャリアの強みにもなりますし、就活のタイミングを逃すと志望企業の選考に参加できない可能性もあります。特に日本の新卒採用は春〜夏にスケジュールが集中しているため、その時期に海外にいる場合は慎重な準備が必要です。どちらかを完全にあきらめるのではなく、オンライン選考への対応やエージェントの活用など、工夫次第で両立は可能です。大切なのは、どちらにも中途半端にならないよう、早めに計画を立てておくことなのです。

留学におすすめの時期

留学は人生の視野を広げる貴重な経験ですが、就活との時期が重なると準備や選考に支障が出ることもあります。後悔のない留学にするためには、就活スケジュールを踏まえた上で、計画的に時期を選ぶことが大切なのです。

大学2年から3年の間がおすすめ
留学の時期として特におすすめなのが、大学2年から3年の間です。この時期はまだ本格的な就活が始まる前で、比較的スケジュールに余裕があるため、落ち着いて海外での学びに集中できます。3年後期からはインターンや説明会、エントリー準備が本格化するため、その前に留学を経験しておくことで、帰国後の就活にも余裕をもって臨めるでしょう。
また、留学中に得た経験を自己PRや志望動機に活かすこともでき、面接での説得力が高まるのも大きなメリットです。学びと就活、どちらにも全力を注ぎたい人にとって、2年〜3年前半は絶好のタイミングといえるでしょう。

大学3年で留学してもいい?
「大学3年で留学するのは遅いのでは?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、決して遅すぎるということはありません。むしろ、大学3年の留学には大きなメリットもあります。
まず、3年生になると学業や将来の進路についての考えが深まり、自分の興味や課題意識がはっきりしてくる時期です。その状態で海外に行けば、単なる“語学留学”にとどまらず、現地での学びや交流もより実りあるものになります。加えて、世界の中での自分の立ち位置やキャリア観について、よりリアルに考えられるようになるのもこの時期ならではの収穫でしょう。
一方で、3年生後期からはインターンや就活イベントが本格化するため、留学と就活が一部かぶる可能性はあります。とはいえ、近年はオンライン選考を導入する企業も増えており、海外からエントリーや面接に参加することも十分可能です。事前にスケジュールを把握し、必要に応じて留学先からの受験環境を整えておけば、大きな支障にはなりにくいでしょう。
むしろ、3年時の留学で得た最新の経験は、就活において強力なアピール材料になります。留学中に直面した課題や、それを乗り越えた経験を通して得た成長を、自分の言葉で伝えることができれば、企業に強い印象を残せるでしょう。
要するに、大学3年での留学は“ギリギリ”ではなく、“目的を持って行動できる時期”だからこそ意味があります。しっかりと計画を立て、帰国後の就活を見据えて準備しておけば、留学と就活、どちらも妥協せずに取り組むことができるでしょう。

留学が就活にプラスになる?

せっかく留学したのに、それが就活でうまく活かせなかったらもったいない。そんな不安を抱く人もいるでしょう。留学経験は、自己PRや志望動機において大きな強みになり得ます。
アピールの仕方次第で、就活に良い影響にも悪い影響にもなるのです。

良い影響
留学経験は、就活において確かな強みになります。特に、企業がグローバル展開を進める中で重視されているのが「異文化理解力」「語学力」「主体性」といったグローバル人材に求められるスキルです。海外で生活し、異なる価値観や習慣の中で学ぶことで、自然とこうした力が鍛えられていきます。語学スキルだけでなく、現地の学生や社会人と議論を交わした経験、自分で問題を乗り越えた経験は、面接での自己PRにも活きてくるでしょう。
また、未知の環境に飛び込むことで得た柔軟性や対応力は、どの職種にも通じる社会人基礎力のひとつです。単なる語学研修にとどまらず、留学中にどんな学びや挑戦をしたかが問われる時代だからこそ、その経験は就活で確実に武器になるのです。

悪い影響
しかし、留学経験が必ずしも就活で高評価につながるとは限りません。とくに「なんとなく行った」といった目的意識のない留学や「日本の大学がつまらないから」「現地ではあまり人と話さなかった」のような斜に構えた理由は、かえって企業にネガティブな印象を与えることもあります。
企業は、留学中にどんな目標を持ち、どんな行動をしたかを見ています。そこが不明確だと、「計画性がない」「自己成長に結びついていない」と判断されてしまう可能性も。大切なのは、どこへ行ったかではなく、そこで何を得たのか。それを自分の言葉で語れることが、プラス評価への分かれ道になるのです。

留学と就活を両立するためのスケジュールの組み方

画像

留学と就活を無理なく両立させるには、就活が本格化する前の時期に留学を済ませるのが理想的です。特に大学2〜3年の間を狙い、帰国後すぐに就活へ移れるよう逆算して計画を立てることが成功のカギになります。

留学と就活がかぶる時の〇つの対策

留学と就活の時期が重なると、どちらにも集中できず不安を感じることがあります。けれども、あらかじめ準備をしておけば、両方をしっかり進めることは十分に可能です。
留学と就活を両立させるために実践できる具体的な工夫についてみていきましょう。

オンライン面接に参加する
留学と就活の時期が重なってしまった場合でも、オンライン面接を活用すれば、海外にいながら日本の企業の選考に参加することが可能です。近年では、多くの企業がZoomやTeamsなどを使ったWeb面接を導入しており、一次〜二次面接まではオンラインで完結するケースも増えています。事前に企業へ「海外からの参加であること」を伝えておけば、時差や通信環境への配慮をしてくれる場合もあります。例えば、日本時間の夜にあたる時間帯に調整してくれることも少なくありません。
オンライン面接を受ける際は、留学先のWi-Fi環境や静かな場所を事前に確保しておくことが重要です。語学学校や大学の個室ブース、宿泊施設のビジネスルームなどを活用すると安心でしょう。また、背景や服装も含めて、日本で面接を受けるときと同様のマナーを意識することが大切です。海外にいても日本と同じ熱量で臨む姿勢を見せることで、企業側にも好印象を与えることができます。しっかり準備を整えれば、留学先でも就活を進めることは十分に可能なのです。

海外でのインターンシップに参加する
留学と就活を同時に進めたい場合、海外でインターンシップに参加するのも有効な選択肢です。現地企業や日本企業の海外支社などで実務経験を積むことで、単なる語学力だけでなく、ビジネススキルや多様な価値観への理解力が身につきます。こうした経験は、自己PRや志望動機で語れる具体的なエピソードにもなり、他の就活生と差をつけるポイントになるでしょう。
また、海外インターンは「留学しながら実務経験を積む」という点で、限られた時間を有効に活用できるのも大きなメリットです。就活で評価される行動力や主体性を実際に示す場にもなるため、帰国後の選考でも説得力あるアピールができるでしょう。選考直結型のインターンではなくても、企業との接点づくりとして有効です。
ただし、就労可否は国の学生ビザ規定(米国F-1のCPT/OPT、英国Student visaの就労制限等)に依存します。制度要件を満たさない就労は不可のため、事前によく調べるようにしましょう。

大学が留学中の就活支援を行ってくれるか確認する
留学中でも就活をスムーズに進めるためには、大学のキャリアセンターや国際交流課がどのような支援を行っているかを事前に確認しておくことが大切です。オンライン面談の実施や、エントリーシートの添削、OB・OG紹介など、海外からでも利用できるサポートを活用すれば、現地にいながら就活の準備を整えることができるでしょう。

就活エージェントを活用する
留学中に就活を進めるうえで、就活エージェントの活用は非常に心強い手段です。エージェントは、あなたの希望や状況に応じて企業を紹介してくれるだけでなく、面接日程の調整やES添削、面接対策までサポートしてくれるため、海外にいながらでも効率的に就活を進めることができます。特に、留学中で情報収集が難しい人にとっては、日本の採用動向を把握するうえでも大きな助けになります。
信頼できるエージェントを早めに見つけて関係を築いておくと、就活を進める上で非常に心強いのです。

就活と留学を両立するコツ

留学と就活を両立させるには、事前の情報収集と計画的な行動が欠かせません。なんとなく過ごしてしまうと、どちらにも集中できず中途半端になってしまうことも。しっかりと準備を整えることで、留学中でも納得のいく就活が可能になります。

計画的に留学する
就活と留学を両立させたいなら、何よりも「計画性」がカギになります。就活は一定の時期に情報解禁や選考が集中するため、そのタイミングを把握したうえで、留学時期や滞在期間を逆算して決めることが大切です。例えば、3月の広報解禁や6月の本選考に間に合うよう、帰国のタイミングを調整したり、留学中に選考を受ける覚悟をもって準備を進めたりと、あらかじめシミュレーションしておくと安心です。
また、「留学に行った後に考えよう」ではなく、「留学前から就活の流れをおさえておく」ことも重要です。どのタイミングで何をするべきかを把握していれば、たとえ海外にいても落ち着いて行動できますし、準備の遅れによるチャンスの取りこぼしも防げます。せっかくの留学を就活の妨げにしないためにも、事前にできる対策を積み重ねることが、両立成功の第一歩なのです。

就活の情報収集をしっかり行う
留学中でも就活をスムーズに進めるには、早い段階からの情報収集が欠かせません。企業の募集時期や選考の流れ、インターンの開催時期などは年ごとに微妙に変わることもあるため、「気づいたときには締め切りが過ぎていた」という事態も起こり得ます。特に海外にいると情報が入りづらくなるため、日本にいるうちにしっかりと基礎情報を集めておくことが大切です。
また、企業の選考日程や採用ページを定期的にチェックする習慣をつけたり、大学のキャリア支援、SNS、就活サイト、OB・OGとのつながりなど複数の情報源を持っておくことで、最新の動きをキャッチしやすくなります。情報を早めに押さえることで、留学中でも自分に合ったチャンスを逃さず行動できるようになります。計画的な就活の第一歩は、信頼できる情報を確保することから始まります。

まとめ

留学と就活が重なるのは珍しいことではありませんが、しっかり準備すればどちらも妥協せずに取り組むことができます。大切なのは、就活スケジュールを把握したうえで計画的に留学を進めること。情報収集や支援サービスの活用、オンラインでの対応など、工夫次第で両立は十分に可能です。自分に合った方法で、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!

ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業が利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる

ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。

登録はこちら

https://br-campus.jp/register/campus